こうであるはずという思い込みをすてられる

NHKの哲学の番組で、哲学者ジョン・デューイプラグマティズムという仕事や子育てなど生活の中で行き詰まった時に、具体的に解決する方法が紹介されていました。


行き詰まりをもたらすものは何か?

行き詰まりの原因となる問題をどう解決するのか?


思い込みや固定観念(既存の知識)が行き詰まりをもたらし問題解決の邪魔をする


思い込みを外すと新たな発想が出てくる

スティーブ・ジョブズは携帯電話のボタンが必要という思い込みを捨てたため、作業スペースの広い画面が生まれた


Learning by Doing

・“する”ことによって学ぶ

・やり方は決まっていないことに気づく


実際に試してみることで、様々な手段があることがわかり、こうであるはずという思い込みをすてることができる


目的によって手段を選ぶことが問題解決の最善の道である ( ジョン・デューイ )


手段ではなく目的を見極める

そうすると新しい手段が見つかる


番組の中、視聴者からの相談内容で、

母の介護に行き詰まっている、兄弟3人で助け合いたいが仲が悪い、今更仲良くなれるはずもなく八方塞がり、というものがありました。


この場合、本当の目的を、

母の介護 → 母をいい状態にする

そう見極めると別の手段が見え、模索できる

兄弟の中は悪いけれど、割り切ってここは一緒に助け合おうとなるかもしれないし、お金で介護施設にという方法などいろいろ手段が模索できる


この番組内容は、職場での会議時にも役立ちました。今話し合われ解決しようとしている問題の本当の目的は何なのか? 目的を達成する手段としてどんな手段があるのか? 手段は目的達成のために適切なのか? 

こう考えていくとスッキリします


個人的にも、今していることは目的達成のために適切なのか? 役立っているのか? 行動を見極めることができます


行き詰まった時は、思い込みが邪魔をしていないか? 本当の目的は何か? 手段は適切か? 

生活や仕事に役立てていきたいと思います