オンとオフの切り替え

仕事は病院勤務ですが、リハビリで歩行練習をしている患者さんをみていると、転ぶ恐怖心や一生懸命力を入れて歩こうとして、身体に過剰に力が入りすぎて上手く歩けない事があります。また常に力が入っていると、いざバランスを崩した時に対応が難しくなることもあります。普段は無駄な力は入っておらず、いざバランサを崩した時にグッと力が入ることで対応できるのが理想的です。

健康な人でも初めてスケートリンクへ行ったら、きっと転ぶのが怖くてガチガチに体を固まってしまいスムーズに動けないのではないでしょうか。フィギュアスケートの選手は無駄な力が抜けているので滑らかに滑れます。

これは身体だけでなく、心についてもあるような気がします。緊張しすぎていたり、恐怖心が強かったり、すると固まって動けなくなってしまいます。

心身ともにリラックスさせることは難しい時もありますが。休む時はしっかりと休んで緊張を解放し、リラックスしたオフ状態となること。また、オンとオフを切り替えられることは大切だと感じます。