中村天風さんの、私の心に響いた10の言葉です。(カッコ)内は、私の感じた事のメモ書きです。
① 持たなくてもいい重い荷物を、誰に頼まれもしないのに一生懸命ぶらさげていないか。
(思い込みに捉われ続けていないか? 足りない、不足している、頑張らないといけないと思い込んでいないか?)
② 終始一貫、勇気勇気で押し切るのだ。
(強い決意を持って生きる)
③ 百歩譲って、いくら磨いても玉にならないとしてもだよ、磨かない玉よりはよくなるぜ。
ここいらが非常に味のあるところじゃないか。
(結果よりも、まずは磨き続ける心が大切)
④ 苦労したり、悩んだり、人を憎んだり、恐れたり、悲しんでるとき、気持ちいいですか。
あんな嫌な気持ちはなかろう。
その嫌な気持ちをなぜ心にさせるんだ。
喜ばせてやれ。
(自分にも、他者にも)
⑤ 明日に死を迎えるとしても、今日から幸福になって遅くないのです。
(いつだってやり直すことはできる、考え直すことはできる、歩む道先を変えることはできる)
⑥ 人生あまり難しく考えなさんな。
暗かったら窓を開けろ、光がさしてくる。
(自分が窓を閉じていることに気づかねばならない)
⑦ 自分の気に入ったものだけかわいがって、気にいらないものはかわいがらない。
そういうのは本当の愛情じゃないんだぜ。
太陽のように、あれこれと選ばないで、普遍的な気持ちで愛さなければだめなんだよ。
(自分一人で生きているのではない、お互い様で助け合って生きている。人に助けらて生きているのなら、自分もまた人の役に立つことを考えて行動し、貢献していくことは自然なこと)
⑧ 終始一貫、笑顔でとおすようにしてごらん。
不運な人、体の弱い人は、ひとしお、笑いに努力するんだ。
笑うにつれて、人生の幸福と幸運がどんどん開けてくるから。
(笑うとは、幸運のドアを開く鍵、道が開ける、幸運の風が入る)
⑨ 筆を洗ったまっ黒なコップの水も、水道の蛇口のところに置いて、ポタリポタリと水を落とせば、一晩のうちにきれいになってしまう。
(毎日、徳を積むことを日々繰り返すことで心が澄んでいく)
⑩ 心も身体も道具である。
(心と身体に振り回されるのではない、私が心と身体をいかしていく)
(中村天風)