相手の欲求に合わせる

相手の欲求が分かれば商品やサービスを買ってもらうのは簡単です。その欲求に合ったアピールをすれば良いだけだからです。

例として「りんご」で考えてみましょう。

同じりんごでも、食べることが好きな人には「とっても美味しい」と言うと価値が高まります。

美容に興味がある人には、「ビタミンたっぷりでお肌に良い」と伝えると興味を持ってもらえます。

ダイエットしたい人には「朝食をりんごに置き換えると良い」と言えば良いかもしれません。

受験生には、台風が来ても枝にしっかりとついたりんごが「落ちないりんご」として高値で売れたという例があります。

このように、同じものでも提供する相手とアピールポイントを変えれば、途端に価値のあるものに変わるのです。

( 誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方 : 今井孝 )


同じりんごでも、人によって価値が変わるのは面白いです。

相手の求めているニーズに目をむけられるかどうか? それが価値あるものを提供できるかどうかのポイントということが学べました。