私たちが1日を過ごす時、本当に多くの人の労働のおかげで豊かに生きることができるし、逆に自分が働くということは多くの見ず知らずの誰かの役に立っているということになる。
この世界の商品は、すべて裏で働く多くの人たちの労働によって形作られている。
働く人がいるから、お金の価値があり、
働く人がいなければお金の価値はなくなる。
自分では解決できないことを誰かに解決してもらって、その代わりに自分が誰かのできないことを解決し合うことで、私たち1人1人の生活が豊かになっている。これを経済という。
私たちはお金というツールを通じて、お互いの役に立ち合いながら生きている。
多くの人のおかげで今があるのは確か。
そうやって「私」から「私たち」という意識の範囲を広げることで、私たちはもっと助け合いながらより豊かで優しい社会を築くことができる。
(きみのお金は誰のため 田内学
お金があっても無人島なら、なにも買うことはできない。お金の先にある、サービスや物、働く人の労働があってお金は意味がある。お金を貯めることも大事だが、社会に役立ち価値あるものを生み出すことが大切。
誰かが働くことは、誰かを助けることになる。社会の一員として、社会に役立てることが何ができるか考えたいです。