苦痛は誤った思考から生まれる。考え方が間違っているのだ。

どんなことでも、それ自体は苦痛ではない。苦痛は誤った思考から生まれる。考え方が間違っているのだ。マスターはどんなに悲痛な苦しみも消すことができる。それによって、ひとを癒す。物事を勝手に決めつけるから、苦しむのだ。決めつけるのをやめれば、苦痛はなくなる。決めつけるのはそれまでの経験のせいだ。ものごとに対する考えは、過去の考えから生まれる。過去の考えはさらにその前の考えの結果である。そしてその考えはまたさらに過去の考えから生まれるというふうに、まるで積み上げたレンガのように続く。この鏡の廊下をずっとたどっていくと、わたしが「最初の考え」と呼ぶものに行き着く。(神との対話①第1章)


苦しい時はこの言葉を思い出します。苦しいのは捉え方、考え方が間違っているかもしれないと。そして勝手に苦しむのは、今までの信念や両親からの教えなどでオートマチックに起きてしまう考え方の影響が大きいと。オートマチックな考えは無意識レベルなため非常に手強い。こんな時はなぜ苦しいと考えるのかよく考えなおす、他者であれば同じ状況でも苦しまないかもしれない、何かを生み出す機会とするかもしれない。新たな自分の一面を引き出すかもしれない。理想とする自分の在り方に気づくかもしれない。この状況を前に私はどう在るのか? どんな自分でいたいのか? この状況は私が自分のために引き寄せたプレゼント、まずは受け取ろう。この状況を砥石として自分のどこを磨くのか?