嫌なことあった時にとる受け身技

たいがいの事は我慢しな。ただ我慢しすぎると自分が壊れちゃうんだよ。ただ我慢がないと人間関係が壊れちゃう。だから、そういう嫌なことがあった時、楽しく変えること。

柔道も投げられる事あるじゃない、投げられた時に受け身があるから、その受け身をおぼえよう。

この前、会津へ行ったの。講演の前にそば屋へ行ったら出てくるのが遅い。ともかく頼んだそばが出てこない。そこで、遅いと言っちゃだめなの。「 遅いね 」ではなくて、「 今日は昼から懐石料理ですね 」それだけでね、ふっと笑えるの。

滋賀へ行った時、そば屋へ入ったら不味いんだ。ともかく不味い。「 不味い 」といっちゃいけない、「 このそばは凄い、そばからダシをとっている 」。

飛騨高山へ行った時、喫茶店に行ったら、暑くてお店入ったのに、お店の人がずっと電話していて水も出てこない。その時、俺は言ったの、「 俺たち旅人が求めているのはインパクトだ 」。あまりのインパクトに飛騨高山へ行くとそこしか思い出せないくらい、笑えるの。

人生って嫌な球あるじゃない。それをポンと受け止めて良い球にして皆んなにポンと投げ返さないとね。今日嫌なことあったからって、それを家持ってきて家の人にぶつけるとか、周りにぶつけるじゃなくて、嫌な球をポンととったら良い球にしてポンと投げ返すような、そういう気持ちじゃないとね。

嫌なこと考えて、腹の立つこと考えて幸せになろうったって、なれないよ。

( 斉藤ひとりさんの言葉より )

 

生きていれば、しんどすぎて、前向きに考えられなかったり、険しい顔つきになってしまう時もあると思います。でも、ひとりさんの言うように、嫌なこと考えて、腹の立つこと考えて、怖い顔していても幸せにはなれないのは確かだと思います。

つらくて難しい時もあるけれど、この事は忘れずに心に留めておきたいです。

笑顔、笑いは最高の癒しと思います。周りの人に笑顔で良い球をポンと返せる、そんな存在でありたいです。

 

追記 : 記事を書いた後、子供とYouTubeを見ていて、耳に入ってきた歌の歌詞、「 ツキを呼ぶには笑顔をみせること 」タイムリーと感じたので追記します。