意識変化のプロセス、精神的認識の向上のプロセスはゆっくりしている。時間と忍耐がいるのだよ。
ゆっくりとではあれ、あなたがたは前進している。徐々に変化している。静かに変わりつつある。
(神との対話②19章)
仕事の師匠に、ある時「 毎日15分座りなさい 」と言われたことがありました。
意味は全くわかりませんが 1ヶ月間とりあえず毎朝座り続けました。
その中でのいくつかの気づきがありました。
まず最初に気づいたのは、毎朝、座った時の自分の状態が違うということです。ある朝はとてもスッキリしていて集中力がありクリアで気持ち良く座れる日もあれば、座っていること自体が苦痛でイライラしてしまう日もありました。
何でイライラしているんだろうと思った時、ふと、イライラしている状態を悪と決めつけ、良いコンディションに変えなければならないと思い込んでいる事に気づきました。
そして、別にイライラしていてもいいんじゃないか? 変えようとするから苦しいのであって無理に変えようとしなくてもいいんじゃないか?
植物が花を咲かすのは、種から芽が出て、葉が出て、つぼみができて花が咲く。種からいきなり花は咲かない、芽が出て、葉が出て、つぼみができるという変化、プロセスをたどるから花が咲く。
イライラした状態をいきなり良いコンディションに変えようとしていたけど、変化にはプロセスと時間がかかる事に気づき、変化する時間を許し、待てるようになりました。
この気づきの後は、たとえイライラして落ち着かない日があっても。イライラした状態を許せるようになり、イライラを変えようとしなくなったぶんその苦しみから解放され、変化する時間を待つことを許し座れるようになりました。
でも、今だに師匠がなぜ15分座りなさいといったのかは謎です(^^;