ポジティブなご両親

サワコの朝 」という番組のゲストが高橋メアリージュン、ユウさんの姉妹で、お二人のご両親のエピソードが素敵でした、


父親は会社の経営者でしたが倒産してしまい、子供時代は貧乏だったが、ご両親が

子供に貧乏を感じさせないようにしてくれていたそうで、子供時代を思い返してみて、貧乏で苦しかったことがあまりうかばないとのことでした。

引越しが多く、大きな家から小さな家へ、またさらに小さな家へと引越したそうですが、

毎回引っ越すたびに父親が、

「 ちょっとみんな目をつぶってー、目をあけたらあかんでー 」

「 はい、ここが新しい家やでー! 」

子供達、

「 わーい! 」

ご両親は、引越しをすごい楽しませてくれて、「 引越しって楽しい! 」ってポジティブにしてくれたそうです。


お母さんのエピソードについては、貧乏でも落ち込むことはなく、明るく、強く、苦しいところをみせない。

「 いつもなんとかなる! 」とよく言っていたそうです。

メアリージュンさんによく話をされていたという話しの一つで、

「 どんな辛いことがあっても、これは全部ストーリーでエピソードになるから、お姉ちゃんは将来、笑ってインタビューに答えているから 」とよく言ってくれたそうで、本当に現実となったのが凄いです。


また、ユウさんが大人になってから、「 お母さんが貧乏になってしまった時にどう思ったの 」と聞いた話しで、ユウさんか保育園の時、周りのママ友に、お家引っ越して大変よね、とか言われるようになってしまったが、

「 みんな誰しも大変な時は必ずくるから、私が今、そのタイミングが早かっただけ、お先に! 」

「 辛くないよ。みんな乗り越えられるから、私、先に行くね! 」

と言われたそうです。


メアリージュンさんがあるオーディションに受かった時のお父さんとの会話では、会場が横浜で遠く新幹線代がかかるから受けるのやめようとあきらめていた時。

「 お姉ちゃん、いつ、何が、どんなきっかけで、どんなチャンスが奇跡を起こすかわからんから、新幹線は難しいけど、車だったらお父さん送っていくでー  」

この言葉がなかったら、メアリージュンさんがオーディションに参加し、合格することはなく、モデルとして女優として活躍することはなかったかもしれません。

最後に、ご両親へ伝えたい言葉として、ユウさんが言った、

「 私たちを、否定しないで、私たちをみんなスペシャルと思って育ててくれてありがとうと伝えたいです 」

という一言も素敵でした。