鏡写し

お店で買い物をした時、店員さんの接客態度が悪くて不快な気持ちになりました。


店員さんの接客態度に、店員さんを責めたくなる気持ちがわいてきましたが。よく考えてみれば、本当に店員さんが悪いのだろうか? 店員さんのせいなのだろうか?

同じ店員さんでも、お客さんが私でなかったら、たいして気にならなかったかもしれません。そうであるならば、店員さんが悪いのではなく、実は不快な気持ちとなった私に問題があるかもしれません。同じ私自身であっても、心に余裕がある日だったら、たいして気にならなかったかもしれません。

では、なぜ私は不快な気分になったのか?

よく考えると、私が大事に扱われなかったと感じたことでした。心が広い人ならば、気にならないことも、未熟な私の心は反応してしまいました。私が、私自身に対して、自分を大事にしていない部分があるがゆえの反応だったかもしれません。また、私が他者を大事にできていない部分があって、それが店員さんを通して鏡写しのように現れたのかもしれません。

日頃から、自分自身を大事にしていれば、たとえ他者から大事にされなかったとしても、気にならなかったかもしれません。

自分も他者も完璧な人はいませんし、ミスもおかすこともあります。許しながらも焦らず、ゆっくり、少しづつ、一歩一歩、できるだけ穏やかに進んでいきたいです。