しなやかな心の在り方。マインドセット

「人は変われる」と言う信念を持っているかどうかが、人生を大きく左右する。

人の能力は遺伝子で先天的に決まっている部分と、後天的に訓練や努力、経験や環境などで変えられる部分の相互作用によって決まる。

もし、「人は変われない」という信念を持っていると、現状を変える行動や努力をせずにあきらめてしまい本当に変われなくなってしまう。

「人は変われる」という信念は、うまくいかない時にこそ、粘り強い頑張りを見せ、人生の試練を乗り越える力となる。

その体験から何を学んだか、何を学べるか。どうすればそれを成長に結びつけることができるのか? 

失敗から学び、試練を受けとめ、それに立ち向かう。努力を重荷と考えずに、何かを生み出す前向きの力だと考え行動に移す。自分は成長できると信じられれば、失敗も成長の糧にし、成長のための行動をとり続けられる。

( キャロル・S・ドゥエック : マインドセット)


苦境に立たされた時、その苦しい経験が、自分の新しい側面を引き出してくれる、そこで考え、行動したことが、その経験が成長につながる。成長の機会。そんなふうに捉えられるしなやかな在り方で一歩一歩行動していきたいです。