変化を恐れず覚悟する

美輪明宏さんの言葉です。


変化するのが当たり前、変化を恐れたら生きていけない。

それをはじめから覚悟してそうゆうものだというふうに度胸を決めて腹を決めなさい。

昔の哲学者たちがそう私たちに生きる心構えを教えてくれている。それが心の対処法になる。

変化があって波乱万丈、陰と陽、吉と凶。

何かを得れば失い、何かを失えば得る。

良いことがあれば悪いことが起きる。

相反する二つのものがこの世の法則。

恐るるに足らない。

雨だって嵐だって、何年も続いている季節はない。これが宇宙の法則、当たり前。

人生においても同じこと。それを頭に入れておけば悪いことが起きた時、これと同じくらい良いことがある。そう信じていればそうなります。

(美輪明宏)


コインの裏も表も同じ一つコイン。良い事も悪いことも含めて一つの人生。

いつまでも変わらないというものはなく、常に変化するから、変化を経験し体験できる。下がるから上がれるし、上がるから下がれる。波があるから上昇も下降もできる。

振り子も、右に振れた時が幸せとしたら、止まっていたら右へ振れることはない。揺れる動きがあり振り幅があるから左右へ行くことができる。

何をやっても上手くいかない悪いと思える時も、三輪さんの言葉を思い出し、その状況も一時的、永遠に続くものではなくまた良い時もおとずれる。焦らず、慌てず、腐らず、風向きが変わるのを待つくらいの心構えで生きたいです。


追加

この記事を書いた2日後に、鬼滅の刃を読んでいたら、上弦の鬼が死ぬ前の回想シーンで「 禍福は糾える縄の如し 」というセリフが出てきました。調べてみると三輪さんの言葉とよく似ていてタイムリーな感じです。興味があるかたは、詳しくはネットで検索してみて下さい。

似たような言葉に「人間万事塞翁が馬」という言葉もあります。