ゲシュタルトの祈り

私は私のことをする

あなたはあなたのことをする

私はあなたの期待に応えるために生きているわけではない

あなたも私の期待に応えるために生きているわけではない

私は私

あなたはあなた

もしも偶然私たちの心が触れ合うならば

それは素敵なことだ

もし触れ合えないとしても

それは仕方のないことだ

( 精神科医 フレデリック・S・パールズ )

 

自己犠牲とならず、自分を大切にし、相手も尊重する。

そんなゲシュタルトの祈りですが、訳によってニュアンスが変わったり、読み手によって解釈が変わります。

 

私はこの祈りから「 期待しない 」ということを受け取りました。

 

期待なしに生きること。

期待すると、裏切られたり、失ったり、不安になったり、腹が立ったりする。

期待しなければ、苦しみは減る。

期待せずに生き、もし何か上手くいくことがあったら、それはとても幸せなこと。

何か上手くいかなかったとしても、それはそれだけのこと。

 

ある本の中の言葉を思い出します。

「 期待なしに生きること、それが自由だ 」

 

感謝について、大切なことですが、感謝しなければならないという思い込みがありました。

感謝の気持ちがあっても、なくてもいい。

もし、感謝の気持ちが起きたのなら、それはとても素敵なことです。