私は私のことをする
あなたはあなたのことをする
私はあなたの期待に応えるために生きているわけではない
あなたも私の期待に応えるために生きているわけではない
私は私
あなたはあなた
もしも偶然私たちの心が触れ合うならば
それは素敵なことだ
もし触れ合えないとしても
それは仕方のないことだ
自己犠牲とならず、自分を大切にし、相手も尊重する。
そんなゲシュタルトの祈りですが、訳によってニュアンスが変わったり、読み手によって解釈が変わります。
私はこの祈りから「 期待しない 」ということを受け取りました。
期待なしに生きること。
期待すると、裏切られたり、失ったり、不安になったり、腹が立ったりする。
期待しなければ、苦しみは減る。
期待せずに生き、もし何か上手くいくことがあったら、それはとても幸せなこと。
何か上手くいかなかったとしても、それはそれだけのこと。
ある本の中の言葉を思い出します。
「 期待なしに生きること、それが自由だ 」
感謝について、大切なことですが、感謝しなければならないという思い込みがありました。
感謝の気持ちがあっても、なくてもいい。
もし、感謝の気持ちが起きたのなら、それはとても素敵なことです。