感謝を思い出す

斎藤一人さんの話しの中の一つで、「 職場に自分の事を悪く言う人いて辛い 」と言っている方のエピソードがあります。

それに対する一人さんのコメントは、次のようなものです。

悪く言う人がいるっていうけど、他の職場の人はあなたの事を悪く言ったりないんだよね、あなたのことを悪く言わない人への感謝の気持ちが足りないんじゃない?

そのようなエピソードを聞いた時ハッとさせられましました。

私の視野は狭く、何か自分にとって不都合な事があるとすぐ不平不満に目が向いてしまいます。

それまで上手くいっていて問題なく働いてこられたこと、他の多くの人のおかげで日々働くことができていることへの感謝の気持ちが足りない・・・

この話を聞いてから、自分に不都合と思える出来事が起きた時は、まず自分の視野が狭くなっているかもしれないことを思いだし、それまで問題なく過ごすことができたことへの感謝を思い出すようにしています。

真夏に職場のエアコンが壊れてしまいとても暑くて困ると思った時は、「これまで15年も長い間エアコンが働いてくれたおかげで毎日快適に過ごせてこれたんだな、よく15年頑張ってくれてありがたい」そんな気持ちが湧いてきます。

職場でとある職員と意見が食い違って対立してしまった時は、「その他のスタッフとはトラブルなく働けていてとてもありがたい、他の人のおかげで当たり前のように働くことができている」

とても辛い出来事が起きた時は、その日まで無事に人生、生かして頂いたこと、いろいろな人のおかげで生きてこられたことに感謝。病気になった時は、いつも健康を保ってくれている身体に感謝。

私は不平不満が出やすいですが、感謝の気持ちも思いだせるよう少し変わりました。

理想としては、不平不満よりも感謝のほうが少しでも上回る、そんな毎日、人生が理想です。