苦しみは出来事とは何の関係もない。出来事に対する反応のなかにあるだけだ。出来事はただ起こっているだけだ。それをあなたがどう感じるかは、またべつの問題だ。(神との対話①第6章)
これは人生を振り返ってみて役立ってきた考えの一つです。
苦しい出来事があると、出来事と苦しみをワンセットで捉えてしまいがちです。
まず、出来事と自分が苦しいと感じたことをわけて捉えることで対応できる幅が広がります。
2つを切り離すことで、苦しいと感じるのは私の心の捉え方の問題として扱えます。
では、なぜ苦しと感じるのか?
それは考え方が間違っているからだと書かれています。
自分の考え方は、自分の考えと思いきや、実は両親の考え方だったり、テレビや本など他者の考えが知らないうちに自分の考えや信念となっています。
やっかいなのは、どれが本当の自分の考えなのか、他者の考えから来ているのか区別が難しいことです。
わたしは「こうでなければらならない」とか、「こうあるべき」と考えるクセがあり。自分の決めつけで勝手に苦しんでしまうことが多いです。
こうであってもいいし、なくてもいい。こちらの考えも良いし、あちらの考えも良い。私も正しいし、あなたも正しい。など柔軟に考えたいです。