「あるがままを受け入れる」とはどういうこと?



よく、幸せな人生の極意のような表現として、「あるがままの状況を受け入れる」という言葉を聞くことがあります。

わからなくはありませんが、「受け入れる」とは、つまりどういうことだろう? と長年考えてきました。

我慢するのではなく、あきらめるのでもなく、受け入れる・・・・・・。受け入れるのが自分の望んでいない状況の場合は、そこに少なからず我慢が入りそうだと感じていました。

ですが、この12年でわかってきました。

「受け入れる」というのは、その状況に対して自分が居心地よくなる捉え方をする、ということなのです。自分の気持ちが楽しくなる考え方を見つける、ということです。

そうでなければ受け入れられないので当然と言えば当然ですが、「頑張ってそう捉えて、嫌だけれどなんとか受け入れるしかない」というレベルの話ではなく、心地よくなるような捉え方をするということです。(あなたは絶対!運がいい3 : 浅見帆帆子さん)


最近家を購入しました。我慢して建売の家にするのか? 背伸びをして理想の注文住宅にするのか? なかなか大きな買い物で決めかねていました。

結論としては建売の家にしました。理由としては、理想の家を購入したから幸せになるということでもなく、理想の家を購入できなかったから幸せになれないということでもないと感じたからです。この本を読んで、我慢して諦めるというのではなく、どの家にすんだとしても、住める家が持てるだけでもとても幸せなことですし、理想の家に住むことに捉われるより、どの家であっても楽しく家族が幸せな時間を過ごしていくことが大切だと思うようになりました。そう思ったら、スッと家へのこだわりから解放され、無理して理想の家を選ばなくてもいいと思えるようになりました。建売住宅にすることで資金と心に余裕ができた分で、より家族が幸せな時間を過ごせる事に使える楽しみもできました。