生老病死=人生の思い通りにならないこと
悟りを開いたブッダでも老病死という事実からは逃れられなかった、だがその苦しみを乗り越えることができた
それは縁起という考えにたどり着いたから
縁起とは、この世界のあらゆるものは独立して存在することはできない、
お互いに関係しあっている
人間も縁起として存在している以上、
生老病死という悩みだって思い通りにならない、
そのことを受け入れる
苦しみを乗り越えるというのは、生老病死という苦しみをなくすことではなくて、
その苦しみにもきちんと向き合って、
深く理解して、受け入れる
仏教は、ありのままに見て、深く理解して、そして受け入れるということを教えている
( YouTube 大人の学び直しTV:仏教の教えと歴史より )
ある出来事で苦しんでいた時。この動画を見て、なんとか苦しい出来事そのものがなくならないか、なんとか苦しい出来事をなくすことはできないかと考えてしまい、その執着がさらに苦しみを生む要因であるということに気づきました。
逃げて避けることばかり考え、ちゃんと向き合って理解し受け入れるという気持ちがありませんでした。
人生生きていればこの世には、なんとも自分の思い通りならないことがあるのは、起きるのは当たり前。つい、逃げること、避けることを考えてしまいますが、少し向き合う覚悟が持てました。