捉え方

廊下ですれ違った時の、ある患者さんとスタッフとの会話。

患者さん、「 私、ケチなとこがあってね〜」

スタッフ、「 〇〇さんは倹約家なんですね〜」

たまたま、耳に入ってきた会話の一部ですが、感銘を受けました。

わたしだったら「そうなんですか〜?」とか、「〇〇さん、そんなことないですよ〜」とか、言いそうですが、このスタッフは、相手の発言を否定することなく、前向きな言葉で受け止めて返している。 

物事は中立的、どう捉えるかで意味が与えられ変わる。

わずかな時間で見事な返し。このスタッフは日頃から柔軟に物事を捉え、前向きに捉える力が身についており、当たり前のように行えているのではないかと感じます。

あくまで私の主観で根拠は有りませんが、世の中、明るいニュースより、ネガティブなものの割合が多い印象で、なんとなくネガティブなニュースを日々見ているうちに、ネガティブな思考や捉え方が影響を受けてしまう、そんなこともあるのではないかと感じます。

物事を柔軟に幅広く捉え(メリットやデメリット、ネガティブな面・ポジティブな面など)、その中から適切な選択をして意味を与えることができたら素敵です。日頃から心がけたいと思います。