森保監督の言葉② <判断に迷ったときは、『積極的』を選べ>

質問者:

「森保監督は今まで大きな決断をたくさんしてきたと思うのですが、決断をするときに何か意識していることがあればお聞きしたいです」

森保さん:

「『自分に納得できるかどうか』。決断したあとに、成功であっても失敗であっても、その自分が出した決断に納得できるか、後悔しないかっていうことを考えます。もちろん全て成功するに越したことはないですけれど、そうでなかったときも、この決断・判断をして良かったなと思えるようにしています」

 

すごくプレッシャーのかかる試合をしている中で、選手に言ってることは、『積極的と消極的』。プレーするときにどちらか判断を迫られるときがあると思うので、判断に迷ったときは、『積極的』を選べということを言っています。消極的なことをやって、うまくいかなかったらすごく後悔すると思うんですよね。もちろんそこからでも過去は全て未来に向けてポジティブ変換できるので、失敗をいかしていくことはできるんですけれど・・・積極的にやってうまくいくことがいちばん。うまくいかなかったとしても『自分が思い切ってやったからしかたない』と思える。積極的にやったミスを、また未来に向けて修正改善できる。プレッシャーがかかる中、いっぱい迷う中、思い切ってやるというのはすごく大切かなと思います」

 

 

そして、最後にひと言。皆さんには大きな、大きな可能性があります。自分自身が自分の可能性を信じてあげて、そしていいこともあり、そうでないこともある中で、自分自身が自分を認めてあげて頑張ってほしいなと思います。みなさん、自分の可能性を信じて、これからに向かって前進してください。

 

サッカーの試合の後の森保監督のインタビューで、「勇気を持ってチャレンジすること」という森保監督の言葉が印象に残っています。積極的にボールをとりにいくチャレンジ、積極的な攻撃展開。森保監督の考え方が今の日本サッカーの強さの要因の一つとなってると感じます。